女性更年期

暑くもないのに顔がほてる。
急に汗が出る。
動悸がする。
今まで気にならなかったことにイライラする。
ちょっとしたことで気持ちが沈む。
夜に眠れない、何度も目が覚める。

そんな変化が続くと、
「これも年齢のせいなのかな」
「みんな通る道だから、がまんするしかないのかな」
と思ってしまう方も少なくありません。

けれど、更年期の症状は人それぞれです。
出方も重さも違いますし、日によって感じ方が変わることもあります。

だからこそ、ただがまんするのではなく、今の体に合わせて整え方を考えていくことが大切です。

こんな変化はありませんか

・顔がほてる
・のぼせる
・汗が急に出る
・手足は冷える
・動悸がする
・めまいがする
・肩こりがつらい
・関節が痛む
・眠れない
・何度も目が覚める
・イライラする
・不安を感じる
・気持ちが沈みやすい
・尿が近い
・尿もれが気になる
・おりものが気になる
・性交時の痛みがある

更年期は、こころにも身体にもゆらぎが出やすい時期です。
不調がひとつだけではなく、いくつも重なって現れることもあります。

更年期とは

女性の一生は、女性ホルモンの影響を大きく受けながら進んでいきます。
その中で更年期とは、閉経をはさんだ前後5年、あわせて約10年ほどの時期をいいます。

個人差はありますが、一般には45歳から55歳くらいがひとつの目安です。
この時期になると女性ホルモンの分泌が低下し、ホルモンバランスの変化によって、さまざまな症状が出やすくなります。

そして、その症状が強くなり、日常生活に支障をきたすような状態を更年期障害といいます。

更年期は、特別な人だけに起こるものではありません。
女性なら誰しも通る時期です。
だからこそ、少しでも穏やかに過ごせるように準備し、今の不調を軽くしていくことが大切です。

東洋医学では、更年期をどう見ているか

東洋医学では、女性の身体は7年ごとに節目を迎えながら変化していくと考えます。

28歳頃が、身体や生殖機能の充実のピーク。
35歳頃から少しずつ衰えが見えはじめ、
42歳頃には体力や臓腑の衰え、月経の不安定さなどが気になりやすくなり、
49歳頃に閉経を迎えると考えます。

この変化に深く関わるのが、「腎」という働きです。

東洋医学でいう「腎」は、
成長、発育、生殖、老化、ホルモン分泌、水の巡りなど、
命の土台に関わる大切な働きです。

年齢とともにこの「腎」の力が少しずつ弱っていくことで、更年期のさまざまな症状が出やすくなると考えます。

つまり更年期は、ただの一時的な不調ではなく、体の土台の変化が表に出てきている時期でもあるのです。

更年期に起こりやすい症状

更年期の症状は、とても幅広いのが特徴です。

血管のゆらぎとして出やすいもの

・ほてり
・のぼせ
・汗をかく
・手足の冷え

血管のゆらぎとして出やすいもの

・動悸
・めまい
・肩こり
・関節の痛み

こころの不調として出やすいもの

・眠れない
・イライラする
・不安感が強くなる
・気持ちが沈む

泌尿器やデリケートな悩みとして出やすいもの

・尿が近い
・尿もれ
・おりものの変化
・性交時の痛み

こうして見ると、更年期は「ほてりだけ」の話ではありません。
身体のあちこちや、気分の面にも影響が出やすい時期です。

漢方では、まず「腎」を支えることを大切にします

更年期のさまざまな症状をやわらげるために、漢方ではまず「腎」の衰えを支えていくことを大切にします。

腎の力を補うことを「補腎」といいます。

ただし、更年期のケアは「補腎」だけで終わるわけではありません。
同じ更年期でも、出ている症状や体質によって整え方は変わります。

体質によって、気をつけたい傾向があります

冷えや元気のなさが気になる方

・冷えやすい
・元気が出にくい
・むくみやすい
・尿量が多い

このような方は、身体を温める力が弱っている傾向が考えられます。
冷えをそのままにせず、温かい食事や服装、休養を意識することが大切です。

ほてりやのぼせ、乾きが気になる方

・ほてる
・のぼせる
・乾燥しやすい
・のどが渇く

このような方は、身体をうるおし、熱を落ち着かせる力が不足している傾向が考えられます。
無理を重ねすぎず、休養をしっかりとることも大切です。

イライラや気分の張りつめが気になる方

・イライラしやすい
・胸がつかえる感じがする
・気持ちが落ち着かない

このような方は、気の巡りが滞りやすい傾向が考えられます。
忙しさやストレスをため込みすぎないことが大切です。

不安感や不眠が気になる方

・気持ちが落ち着かない
・眠れない
・夜中に目が覚める
・気分が不安定になりやすい

このような方は、こころと身体を養うものが不足している傾向が考えられます。
休養、睡眠、食事の見直しがとても大切になります。

肩こりや頭痛、巡りの悪さが気になる方

・肩こり
・頭痛
・血圧の不安定さ
・手足の巡りの悪さ

このような方は、血の巡りが滞っている傾向が考えられます。
身体を冷やさないこと、ため込まないこと、動ける範囲で体を動かすことも大切です。

体質はひとつだけとは限りません。
いくつかが重なっていることもあります。
だからこそ、その方の症状に合わせて考えていくことが大切です。

35歳を過ぎたら、更年期のしたくを始めましょう

更年期を穏やかに過ごすためには、症状が強くなってから慌てるのではなく、少し早い時期から体をいたわっていくことが大切です。

女性は、毎月の月経、妊娠、出産、授乳などを通して、たくさんの「血」を使います。
そのため、女性の一生を通して「血」をしっかり養うことがとても大切です。

栄養のある血がしっかりあり、体の中をなめらかに巡ること。
それが、月経の安定にも、更年期を穏やかに過ごすことにもつながっていきます。

若い頃からの食事、睡眠、疲れのため方、冷え、ストレスの積み重ねは、年齢を重ねてからの体調にもつながっています。

日々の暮らしで大切にしたいこと

・食事を抜かず、栄養のかたよりを減らす
・睡眠をしっかりとる
・体を冷やしすぎない
・適度に体を動かす
・毎日の入浴で巡りを保つ
・気分転換の時間を持つ
・がまんしすぎず、ひとりで抱えこみすぎない

特別なことを一気に始めなくても大丈夫です。
毎日の暮らしを少し見直すことが、これから先の体を支える力になります。

かぎや薬局でできること

かぎや薬局では、今つらい症状だけを見るのではなく、その背景にある体質、食事、睡眠、生活習慣、こころの状態まで含めて考えることを大切にしています。

たとえば、
・ほてりとのぼせが強いのか
・冷えも一緒にあるのか
・眠れないことがつらいのか
・イライラや不安感が大きいのか
・疲れやすさや巡りの悪さがあるのか

こうしたことを丁寧にうかがいながら、今のあなたに合う整え方をご提案します。

ご提案は、漢方薬だけに限りません。
必要に応じて、薬草茶、生薬、食事、暮らし方の見直しも含めて、一緒に考えていきます。

「更年期だから仕方ない」とがまんし続ける前に、今の体の声を聞きながら、少しずつ過ごしやすい毎日へ近づけていきましょう。

ご相談はこちら

ほてりのこと。
汗のこと。
眠れないこと。
イライラや不安のこと。
冷えや動悸、肩こりのこと。

更年期のゆらぎは、ひとりで抱え込まず、今の体に合わせて考えていくことが大切です。
まずは、今のお話を聞かせてください。

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