
閉経後
月経が来なくなってから、体の悩みが少しずつ変わってきた。
尿が近い、尿もれが気になる。
デリケートな部分の乾きや違和感がある。
骨のこと、血圧のこと、コレステロールのことも気になってきた。
閉経は、月経が終わることだけではありません。
女性ホルモンの変化にともなって、これから先の体の守り方が変わっていく時期でもあります。
この先を、少しでも軽やかに、元気に過ごしていくために。
かぎや薬局では、今あるお悩みだけでなく、体質、暮らし方、健康の土台づくりまで含めて、一緒に整え方を考えていきます。
このページでは、医学的に正確な表現として「月経」という言葉を使っています。一般に「生理」と呼ばれるものです。


閉経とは
閉経とは、卵巣の働きがしだいに低下し、月経が永久に止まった状態のことをいいます。
月経が止まったその時点では閉経と断定しにくいため、1年以上月経がないことを確認して判断します。
日本人女性の平均的な閉経年齢は50.5歳とされています。
東洋医学では、女性の体は7年ごとに節目を迎えると考えられており、49歳頃が閉経のひとつの目安とされています。

閉経前には、こんな変化が見られることがあります
閉経を迎える前の月経には、次のような変化が出ることがあります。
・月経周期が長くあく
・月経周期が短くなる
・周期が安定しない
・月経量が少なくなる
・急に量が増える
・不正出血がある
・1~2日で終わる
・少ない出血がだらだら続く
こうした変化を経て、やがて閉経へ向かっていきます。

閉経後に起こりやすい体の変化
閉経後は、女性ホルモンの変化にともなって、体に現れやすい悩みも少しずつ変わっていきます。
たとえば、
・コレステロールや中性脂肪が気になる
・血圧や血管のことが気になる
・骨量の低下や骨粗しょう症が心配
・腰や背中の痛みが気になる
・骨折しやすくならないか不安
・尿が近い
・尿もれがある
・デリケートな部分の乾き、かゆみ、違和感がある
・性交時の痛みがある
閉経後は、女性ホルモンに守られていた部分の変化が出やすくなります。
だからこそ、「もう終わったこと」と考えるのではなく、ここから先の体をどう支えていくかが大切になります。


東洋医学では、閉経後も「腎」を大切にします
東洋医学では、五臓の中でも「腎」は、生命力の源に関わる大切な働きと考えます。
成長、発育、生殖、老化、水の巡り、骨、髪、耳、排尿など、年齢とともに気になりやすいこととも深く関わっています。
「腎」には、「腎精」と呼ばれる生命エネルギーの源が蓄えられていると考えます。
この「腎精」には、生まれながらに受け継いだものと、食事などから補われるものがあり、年齢とともに少しずつ減っていきます。
閉経後の体を支えるためには、この「腎」をいたわり、消耗を避け、補っていくことが大切です。

「腎」が弱ると気になりやすいこと
東洋医学では、「腎」の衰えは次のようなところに表れやすいと考えます。
・骨や歯が弱りやすい
・髪が細くなったり、白髪が増えたりする
・耳鳴りや聞こえのことが気になる
・尿の悩みが出やすい
・生殖器まわりの違和感が出やすい
・疲れやすさや体力の低下を感じやすい
ひとつひとつは別の悩みに見えても、体の土台の弱りとしてつながっていることがあります。

閉経後に大切にしたい養生
1|「腎」を消耗しすぎないこと

まず大切なのは、体の土台をむやみに減らさないことです。
・過労を避ける
・冷えをそのままにしない
・情緒のゆらぎをためこみすぎない
・睡眠時間をしっかり確保する
・夜更かしを減らす
・適度に体を動かす
年齢を重ねるほど、「がんばり方」より「守り方」が大切になってきます。
2|食事で「腎」をいたわること

食事から補えるものを、毎日の中で少しずつ取り入れていくことも大切です。
たとえば、
・黒ごま
・黒豆
・黒きくらげ
・昆布
このような黒い食材は、東洋医学では「腎」をいたわる食材として親しまれてきました。
特別なものを一度に取り入れるより、続けやすい形で日々の食事に重ねていくことが大切です。
3|睡眠をおろそかにしないこと

質のよい睡眠は、体をいたわる基本です。
眠っている間に、体もこころも回復していきます。
・寝る時間が遅くなりすぎないようにする
・眠る前に気持ちを張りつめたままにしない
・できるだけ決まった時間に休む
こうしたことの積み重ねが、体の土台を守ることにつながります。
4|ツボやセルフケアを取り入れること

毎日のセルフケアとして、ツボ押しややさしいお灸、マッサージを取り入れるのもひとつの方法です。
関元
おへそから指4本分ほど下にある、丹田と呼ばれるあたり
腎兪
背中側で、腕を下ろしたときの肘の高さあたり、背骨から指2本分ほど外側
湧泉
足裏の、つま先から足裏全体の3分の1ほどのところにあるくぼみ
足三里
ひざのお皿のすぐ下から指4本分ほど下、すねの外側
毎日少しずつでも、自分の体に手をかけてあげることが大切です。

「補腎」という考え方
東洋医学では、「腎」の力を補うことを「補腎」といいます。
閉経後は、この「補腎」が体づくりの大切な柱になります。
ただし、補えば何でも同じというわけではありません。
体質や今出ている症状によって、合う整え方は変わります。
冷えが強い方。
乾きが気になる方。
尿の悩みが中心の方。
骨や腰のことが気になる方。
疲れやすさが前に出ている方。
同じ閉経後でも、必要な支え方は一人ひとり違います。
だからこそ、今の体の状態に合わせて考えていくことが大切です。

閉経後は、血液と血管の健康も大切です
閉経後は、血液や血管のことも意識しておきたい時期です。
コレステロール、中性脂肪、血圧、動脈硬化などが気になりやすくなる方も少なくありません。
血液は、栄養や酸素を全身に届け、不要なものを回収する大切な役割を担っています。
その血液が流れる血管も、年齢や生活習慣の影響を受けやすいものです。
だからこそ、
・食事の見直し
・睡眠
・適度な運動
・冷え対策
・巡りを保つ暮らし方
こうした基本を大切にして、血液と血管を守っていくことが、これから先の元気にもつながっていきます。


閉経後こそ、「健康の土台づくり」が大切です
閉経後は、不調が出てから何とかするだけではなく、これから先の健康を支える土台を整えていくことが大切です。
体力。
食生活。
睡眠。
巡り。
血液と血管。
自然に回復しようとする力。
こうした土台がしっかりしていると、年齢を重ねても、毎日を過ごしやすくなります。
かぎや薬局では、今ある不調をやわらげることと同時に、これから先も自分らしく過ごすための体づくりを大切にしています。

かぎや薬局でできること
かぎや薬局では、閉経後のお悩みを、ひとつの症状だけで見ません。
たとえば、
・尿の悩みが中心なのか
・乾きや違和感がつらいのか
・骨や腰のことが気になるのか
・血圧や脂質のことが気になるのか
・疲れやすさや冷えがあるのか
・眠りや気分のゆらぎも重なっているのか
こうしたことを丁寧にうかがいながら、今のあなたに合う整え方を考えていきます。
ご提案は、漢方薬だけに限りません。
必要に応じて、薬草茶、生薬、食事、睡眠、暮らし方、健康の土台づくりまで含めて、一緒に見直していきます。
閉経後は、終わりではなく、これから先をどう元気に生きるかを考える時期です。
ひとりで抱えこまず、気になることがあれば早めにご相談ください。


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尿のこと。
乾きや違和感のこと。
骨や腰のこと。
血圧や脂質のこと。
これから先の健康のこと。
閉経後の体は、今までと同じではないからこそ、今の自分に合う支え方を見つけることが大切です。
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